ナチュラル・グルーヴについて

NATURAL GOOVEについて

ナチュラル・グルーヴ

NATURAL GROOVE(ナチュラル・グルーヴ)のHPをご覧いただきありがとうございます。私たちNATURAL GROOVEは、四万十川に住む地元住民として環境活動、自然エネルギーへの転換を目的とした持続可能な社会への実践というテーマのもとに立ち上げられた会社です。

これらのテーマは発信し続けることがとても重要であると考えており、この一つの会社という媒体を通して、多くの方にこの問題を考えるきっかけとなることが私たちの使命であります。

しかしながら、こうしたテーマに興味を持つことはとても普段の生活をしていく中で難しい事だと思います。

そこでまずは、自然の中で楽しく遊ぶこと、自然の素晴らしさ、偉大さを感じることが第一歩だと考え、この自然(地球)と私たちが切っても切れない関係で成り立っていることを少しでも感じていただければ、それがいずれ何かの形として変わっていくものへとなるのではないか?

もしそれが今ではなくとも、十年後、二十年後であったとしてもそのきっかけとなれれば、私たちは幸いです。
そして、私たち自身もそのテーマにむけて一つずつ成長していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。


会社名 NATURAL GROOVE (ナチュラル・グルーヴ)
住所 〒786-0511
高知県高岡郡四万十町昭和
三島キャンプ場内 ナチュラルグルーヴ ログハウス
電話番号 090-8979-9373
代表者 鹿嶋 温和

NATURAL GROOVEの安全対策

各種ツアーは、自然を相手にしたものですので、ある程度の危険・リスクを伴います。NATURAL GROOVEではこれらの危険・リスクを軽減するため、充実した安全装備、水難救助資格SRT-1の保持、ならびに各ガイドとの知識の共有、レベルアップトレーニングを通して、お客様に安全なツアーを楽しんでいただけるように努力いたしております。

NATURAL GROOVEより皆様へ

この度、会社を立ち上げるにあたり、漁協関係者の皆様と地域にお住まいの方達に貴重なお時間を割いていただき心から感謝いたします。そしてご迷惑をおかけしますことをお許しください。

どこぞの若者が、皆様が幼い時から慣れ親しんでこられた、この四万十川で川下りをさせてくださいとの、突然の申し出に戸惑いと不安をお持ちになることは当然のことだと思っております。地域に住んでいらっしゃる方達の信頼を得るということには、とても長い時間と積み重ねていく実績が必要になってくると思いますが、私が何故この町において川下りをやらせていただきたいのか、その経緯を少しでも知っていただければと思いましてペンをとらせていただきました。若者の戯言だと思って少し聞いていただけると嬉しく思います。

まず初めに、断言させていただきたいのは、私はお金が目的で会社を立ち上げようと思ったわけではありません。お金は私たちの暮らしの中で必要不可欠なものです。しかし、お金や利益を求め過ぎる社会というものは、人の心を貧しくさせ、いつの間にか人間にとって一番大切なものを見えなくしてしまう恐ろしいものであると思っています。
現在の日本は昔に比べると、物やご飯は溢れ便利さという点ではとても発展したと思いますが、心の豊かさという点においては、どんどん貧しくなっているようなきがしてなりません。そしてその気持ちは今の若い世代の心の中にも必ず存在していると私は確信しています。

私は熊本県宮原村というとても小さな村で中学生の時まで育ちました。家のそばには氷川という大きな川が流れており、私の父は大変釣りが好きなものでしたから、毛バリの作り方を教えてもらい、毎日のように川で魚を釣ったり、獲ったりして遊んでいたものです。 夏になると自然の中でクワガタやカブトムシを獲ったり、魚釣りをして遊ぶことは田舎育ちの子供には当たり前のことでした。それからだんだんと大人になってゆくにつれて、都会で遊ぶことに興味が移っていった私は、福岡市内、そして東京へと生活の場を移し三年程大都会の中で生活をしていました。最初のうちはきらびやかに思えていた都会生活でしたが、次第に何か心の中に寂しさを感じるようになりました。

田舎で育った私には、隣近所の交流もほとんどない、道端で出くわした時のあいさつもない、そんなあたりまえのコミュニケーションが都会にはないのは何故だろう?と田舎の温かさを初めて感じ始めたのでした。
それから、都会の生活に疑問をもち始めた私は、以前から行ってみたかった海外にいってみることにしました。泊るところなどは決めずに三か月の放浪の旅として、タイ、ヨーロッパ、モロッコを周ってみることにしました。そこで感じた事はとても一言では言い表せない程、私にとってはすばらしい経験でした。もし言葉にするならば、肌の色も違う、言葉も違う、価値観も違う、そういう中で人と人とがコミニュケーションをとる一つの方法は、お互いを尊重して相手を思いやる温かい気持ち、これがあれば肌の色、国籍、言語、価値観の違いをとうりこして、人と人とは繋がれるんだという確信をあたえてくれたこと、この経験は本当に何ものにも変えがたい素晴らしい経験だったと思います。争いではなく調和することがとても良い方向に自分を導いてくれるという考え方を私の中に芽生えさせてくれたのは、旅先で逢った親切な人達の温かさでした。少し話がそれてしまいましたが、これは今でも私の中の大きな基盤となっています。

それから日本に帰ってきた私は、自分が、何か良い方向に進む一つの力となって生きていきたい、そんな仕事ができたらという理想と、とてつもなく大きな理想と現実に悩む時期に直面し、葛藤の日々と共に二年間の間、日本の中を旅していました。北海道で野菜の収穫をしてみたり、沖縄でサトウキビから砂糖を作る仕事をしたり、とりあえず何でも経験してみようと思い、いろいろな仕事に挑戦してみました。そして、昨年の夏、この四万十川の川下りの仕事と出会いました。
神戸や大阪などから来られる都会の方達の楽しそうな顔を見ていると、なんと幸せな仕事なのだろうと思いました。日頃の仕事や都会のストレスを忘れ、子供たちは初めての経験に目を輝かせ、大自然の中で自然と人間が触れ合うことが、どれだけ人の心を癒すのか、自然の偉大な力を目の当たりにした私は、自然と触れ合える仕事がしたい!と強く感じました。私も幸せな気持ちで仕事をすることができ、遊びに来られた方たちも幸せな気持ちになる、それが私のやってみたい仕事だと思いました。 しかし、夏のシーズンも終わりごろ、仕事中に足のかかとを粉砕してしまう怪我をしてしまった私は三カ月入院することになり、お医者さんにはもう走れないと思っていたほうがよいといわれ、せっかくやりたいことが見つかったのに、その道が閉ざされてしまったような気持ちのまま入院生活を送っていました。しかし、周りの支えてくれた方達のおかげでなんとか普通に生活するまで回復することができました。
そして、今年の二月に無事に退院することができた私は、たまたま環境保護に興味を持っていた友達の誘いで、その頃問題になっていた山口県にある上関原発の建設予定地に足を運ぶ機会がありました。すでにご存じの方もおられるとは思いますが、そこでは原発予定地の向かいにある、祝島という小さな島の住民たちが三十年にもわたり反対をし続け、 綺麗な海と、自分たちの漁場を子供たちに残していくために戦っている、そんなところでした。二月の中頃に中国電力は、地元の祝島の住民の反対を押し切り、力ずくで工事を進めるために警備員を500人雇い、工事を着工しました。そのニュースはメディアには大きくとりあげられませんでしたが、全国からその情報を受けた人たちが、工事を中止させるために集まり、砂浜にテントを張り、祝島の住民たちと共に、非暴力という手段で身体一つを使って工事の中止を求める姿は、私には衝撃的なものでした。それと同時に、今まで当たり前のように電気を使ってきた私は、電気がどのようにして作られ、電気代金はどのようにして決められて支払っているのか、そして電気を作ることにより、自然に対してどのような影響を及ぼしているのかということを考えたこともなかった自分の無関心さに、恥ずかしさとショックを受けました。そしてこの問題は、人間が地球に住む限り、決して他人事ではなく、自分たちの問題であるという責任を感じました。ただ何もせずに、国が何とかしてくれるのを待っていては何も変わらないと思った私は、東京に行くと早速町中で反対の署名運動を友達と数名でやってみました。その時に痛感した事は、人々の無関心さでした。原発がないと今の生活はできないから仕方がない、よくわからないからどうでもいい、自分には関係のないことだから、とそんな事をよく聞きました。無理もありません。私自身もつい最近までは全くそんなことを考えたこともなかったのですから。
しかし、中には興味を持ってくれるかたや、カンパ金を寄付してくれるかたもおられました。子供たちに汚れてしまった地球を残してしまっていいのか?自分たちの今がよければそれでいいのか?という質問を投げかけてみると、「それは嫌だ、だけどよくわからないから自分で調べてみてから署名をするかしないかを決めます」という方もいらっしゃいました。私は署名をするしないよりも、その方が少しでもこのことに興味を持つきっかけをつくれた事をとてもうれしく思いました。そのなにかのきっかけを作るために自分でどんどん発信していかなければいけない。何もしないでいるよりも行動することに意味があるんだと強く確信しました。

そう思っていた矢先でした。3月11日の大震災がおきてしまいました。その時東京にいた私は、本当にショックでした。津波でのみ込まれていく町、車、人、そしてそれに追い打ちをかけるようにおきた、福島原発の問題。今回の福島原発の事故が起きて初めて日本中の人たちが原発の危険性を考えるきっかけになったと思います。多くの人の関心がこの問題に目を向けたという点では、一つ前進したと思いますが、最悪の事態が起こってしまってからでは遅い問題なのに、こういう事態になってからでしか気づくことができない人間の愚かさを感じました。そして今、何か自分でも行動を起こさなければならないと強く感じました。自分に何ができる?と考えたときに出てきた答えが、自分で会社を作り、地球と人間の共存して生きていく持続可能な社会を作っていくという、その情報を発信していく場所を作ること。そしてその一つの手段として、この川下りという事業をとおして自然と触れ合い、一人ひとりがその問題について考えてもらえるようになるきっかけに繋がっていくというメッセージを伝えることでした。

自然の中で遊び、感動したことがない子供や大人たちが、自然を大切にすることに興味をもつことはないと思います。私自身も幼いころに自然の中で遊んだ記憶はとても大きな財産となっていると共に、その川が汚れ、魚が減っていく姿を見ることは残念です。 自然の素晴らしさを体験してもらう事が、言葉では伝えられない何よりのメッセージになると思います。田舎で暮らしてこられた方達の当たり前の生活が、都会で生活を送っている人達の眼には宝物のように映り、まだ物があまりなかったころの日本を知っているおじいちゃんやおばあちゃん達の生きてこられた生活の知恵こそが、私たち若者、そして子供たちに受け継いでいかなければならない財産であり宝物だと思います。 私はその一つの交流の場を作りたいのです。都会の人たちは田舎に、新しい観光施設やレストランやホテルをもとめているのではありません。田舎の人たちの生活を垣間見ること、おじいちゃんやおばあちゃんたちと交流する中で、昔ながらの生活の知恵や遊びに触れ合い体験することこそが本当に求めている事だと思います。どうか、魚の釣り方、山菜のとりかた、食べ方、野菜の作り方、その地元に住んでおられる方達の知恵を僕たち若者や子供たちに教えてください。未来に伝えてください。

私は運よく、こちらに家を紹介してもらい、このあたりの話をお酒を飲みながら聞かせてもらい、おいしい地元のあゆや川エビをごちそうになり、となりのおあばあちゃんには、美味しいご飯の差し入れや、獲れたての野菜をいただいたり、ご飯の作り方を教わったりして周りの方々の優しさに、本当に心から感謝しています。明るく気さくな性格の高知の方はとても優しくて人間味のある方達が多いのだろうと思っています。この「美しさ」が残っているこの町が大好きです。是非皆様のご協力とご理解をお願いすると共に、少しでもこの町、この日本、この地球にとって会社として、個人として私たちが貢献できるよう努力したいと思っておりますのでよろしくお願いします。つまらぬ戯言を最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

NATURAL GROOVE
鹿嶋 温和

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